食品・飲料用

普段あまり意識される方は少ないと思いますが、スーパーさんなどに行くと、
実にたくさんの商品にシール・ラベルが貼られています。
周囲を海に囲まれ、水と緑豊かな自然に恵まれた四国では、海の幸山の幸が実に豊富で様々な食品飲料が生産加工販売されており、地元密着型の小規模生産者さんもたくさんおられます。

シール・ラベルのアイワでは、そういった方々のニーズにお応えして、デザインの作成からご提案を申し上げ、お客様と共に、数多くの食品・飲料用シールの作成を手がけて参りました。

スーパーさんでは同じように見えるシール・ラベルにも、それぞれ少しずつですが違いがあります。

冷蔵や冷凍を必要とする水産加工品の分野で

例えば、冷蔵や冷凍を必要とする水産加工品ですが、普通のシールでは寒さで糊が付かずにすぐに剥がれてしまいます。そのため、-0℃以下で冷凍する場合は冷凍用、0℃以上で冷蔵する場合は冷蔵用の、低温に強いシールを使う必要があります。また、冷凍をすると表面に水分が付着しますが、冷凍用シールでしたら糊が水分を吸収してくれるので、一度貼ってしまえば剥がれにくくなります。シールそのものの素材にも、紙基材ではなくフィルム基材を選ぶことによって、水分に対して強いシールにすることが可能です。

瓶に入った飲料や調味料の場合

柚やみかんなどの柑橘類やオリーブなどの生産も盛んな四国では、瓶に入った飲料や調味料もあちこちで販売されています。

こういった硬い瓶に貼られたシールの場合、シール面が擦れることによって印刷がかすれてしまう事があります。これでは、せっかく作り上げたきれいなデザインも台無しになってしまいます。こんな時は、シール表面にニスをコーティングするオーバーコート加工を施し、耐摩性を高めることによって、印刷のかすれない丈夫なシールに仕上げることが可能です。